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特集「釣れる!」からオモシロイ 名手たちの練りエサ釣法
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大知 昭の「練りエサ釣法」
遠投釣法の応援団が登場
専用の付けエサも登場「くわせ練りエサ・チヌ」
「練りエサ釣法」のマキエの作り方
「練りエサ釣法」のアタリとアワセ

マルキュー・チヌ
インストラクター
大知 昭
遠投釣法の応援団が登場
チヌ釣りで遠投が有利な点は以下のとおりです。
1.沖にいるチヌは警戒心が薄く、食い気が立つと少々のエサ取りなら追い散らしてでも先を競ってエサを拾います。
2.また、エサ取りそのものもあまり沖へは出て行きませんので、遠投することによりエサ取りをかわすことが容易にできます。
3.手前で掛けたチヌはシモリや藻などの障害物に邪魔されてなかなか取り込みにくいものです。が、沖でチヌを掛けた場合は、障害物のない所で浮かせて海面近くをゆっくり泳がせてくればよいので、ひじょうに取り込みやすく確実にチヌをゲットできます。
 遠投釣法には以上のようなメリットがあります。しかしメリットはわかっていても、マキエを遠投することがいちばん苦労するところだと思います。そんな悩みを解決してくれたのが「練りエサ釣法・チヌ」の登場です。
 この配合エサはオキアミを入れずに単品で使用でき、遠投性に優れ、初心者の方でも驚くほどの距離を飛ばすことができます。また、従来のマキエはポイントの上でバラケるように打つことが要求されていましたが、この「練りエサ」の中にはサナギやニンニクエキスを抽出した粒が配合されており、この粒がゆらゆらと落ちていき、その粒をチヌが拾うことで活性が高まるわけです。
 そのため、オキアミを入れなくてもチヌが食ってきますし、マキエもウキ目がけて固まりで打ってもすぐに拡散するので、あえてバラケさせる必要がありません。これは大きなメリットです。固まりならビギナーの方でも相当な遠投が可能となるからです。
専用の付けエサも登場「くわせ練りエサ・チヌ」
この付けエサは従来のダンゴ付けエサとくらべてひじょうに画期的なものだと言えるでしょう。それは成分の違いにより従来のものより格段に食いがよくなり、ネバリがあるので遠投に耐えられるという点です。
 この付けエサは冷凍保存されているので、袋から出した状態では少々ネバリが不足しています。袋から出して手でよくもめばネバリは増してきますが、オキアミやアミエビを少し混ぜてもんでいくとよりネバリを増し、ハリ持ちもよくなります。いちどに多量を外に出しておくと乾燥して表面が硬くなるので、少量ずつ袋から出し、残りはクーラーに入れておくようにします。袋から出した「くわせ練りエサ・チヌ」は常に指先でもんでおけば、さらにハリ持ちのよい付けエサとなります。
 また、この付けエサは海中でエキスがしみ出しながら溶けていくので、マキエに寄ってきたチヌが付けエサのにおいと味にひかれて食ってくるというわけです。
 エサ取りが多くてオキアミではチヌのいるタナまで届かないときなどは、この「くわせ練りエサ・チヌ」を使えば一発でチヌが食ってきますし、しかもそのポイントにいるいちばん大きなチヌが食ってきます。
 付けエサの大きさはハリの大きさに合わせることが基本です。小さなハリに大きなエサでははずれやすいので、ハリが隠れる程度を最小とし、それより少し大きいかなというくらいまでとします。
 標準でチヌバリ1〜2号を使い、そのハリが隠れる程度にし、エサ取りが多いときはチヌバリ2〜3号にし、付けエサもハリに合わせて少し大きくします。とは言え、あまり大きくすると遠投するときバランスが悪くなり、仕掛けのトラブルが発生しやすくなるので要注意です。
 また、風が強い場合は風を背に受ける形で仕掛けを振り込んだほうが楽です。この付けエサは沈みが速いためハリスにガン玉を打つ必要がないので、その分トラブル防止になります。
 竿1本半ぐらいならすぐ仕掛けがなじみますので、深いタナを攻めるときなど有利ですし、軽い仕掛けで深いタナを狙うことができます。
 付けエサの形は、深いタナを狙うときは丸くし、ゆっくり沈めるときは底を平たくします。付けエサの形を変化させることにより落ちる状態が変わり、ルアー効果が生まれます。
 このようにひとつの仕掛けで水深の浅い所から深い所までを、付けエサの形を変化させるだけで自在に攻めることができます。
 特に深いタナを釣る場合、スルスル仕掛けで中層から底までを幅広くカバーでき、ハリ持ちがよいので底をはわせて釣るハワセ釣りも可能となります。
●付けエサを作る

「くわせ練りエサ・チヌ」を袋から1/3ほど取り出す。ネバリを出すためよくもみほぐす。 ハリの大きさに合わせて適量を取り出し、ハリに埋め込む。 埋め込んだらハリ全体が隠れるように丸める。
付けエサの標準型。大きさはハリの大きさに合わせる。 三角錐型にした付けエサ。落ち込みをセーブしたいときなどに効果的。 トウモロコシの粒のようなセンベイ型。落ち込みを速くしたりルアー効果を演出したい時などに効果的。
「練りエサ釣法」のマキエの作り方
 まず、バッカンをマキエ用の物とそれより大きめの物の2つを用意します。大きい方のバッカンの半分ほどまで「練りエサ釣法・チヌ」を入れ、たっぷりと海水を入れて、しっかりと水分を吸い込ませ、雪が解けたときのようなシャーベット状になるようにします。
 このシャーベット状の物をマキエ用のバッカンに移し替えます。こうすることで底のマキエが上にきて、混ざりにくい底の部分のマキエにもまんべんなく水分を吸収させることができます。
 次に、固さを調整するために「練りエサ釣法・チヌ」を少しずつ加え、しっかりと練り込んでいきます。この配合エサは、練り込めば練り込むほどネバリが出ますので、さっと混ぜるだけでなく、左官屋さんがモルタルを練るように、時間をかけて自分が納得できるまで練り込んだマキエ作りを心がけることです。練り込んだマキエは遠投性も優れ、釣果にも大きな差がでると思います。
 ここで注意したいのはオキアミを添加するときのことです。
 この配合エサ単体でじゅうぶんなのですが、好みでどうしてもオキアミ生を加えたいときは「練りエサ釣法・チヌ」1袋に対しオキアミ生を1・程度にしてください。オキアミが多いとせっかく配合エサの中にブレンドされているさまざまな粒状のエサが目立たなくなってしまいますので、くれぐれも多く入れ過ぎないように。
 また、オキアミの生を入れるときは、細かくスライスしてマキエの中に入れ、よく練り込むことです。配合エサと一体化させるためにもしっかりと練り込みましょう。
 さらに、単品だけのときより少し飛距離が落ちるということも頭に入れておいてください。
 この「練りエサ釣法・チヌ」の特徴として、消化酵素が多く含まれているのでチヌの食いが落ちにくいということが挙げられます。チヌの食いを持続させるためにもオキアミは少量にすることが肝心です。
●練りエサ釣法・チヌにオキアミをブレンドしたマキエ作り
半解凍したオキアミ3kgをバッカンに入れ、ステンレス製のスコップを使って細かくカットする。(写真は細かくカットし終えたオキアミ。) 次に「練りエサ釣法・チヌ」1袋をバッカンに入れる。 スコップを使ってオキアミとなじむよう丁寧に混ぜ合わせる。
水くみバケツを用意し、それに「チヌドリップ」を1袋入れる。 「チヌドリップ」は集魚力を高めるために貝などが含まれているので、バケツ内でよくかき回しておく。 よくかき回した「チヌドリップ」をバッカンに加える。
スコップを使って「練りエサ釣法・チヌ」と「チヌドリップ」、それにオキアミを丁寧に混ぜ合わせる。 超遠投も可能なマキエのできあがり(中途半端な混ぜ合わせ方は釣果に大きく響くので、とにかく丁寧に時間をかけて作ることが大切)。
「練りエサ釣法」のアタリとアワセ
 ウキ下の取り方は、遊動仕掛けの場合はハリスを3ヒロぐらい取り、あとは遊動部分を調節してください。スルスル仕掛けの場合は、ハリスを2ヒロ半ぐらいにし、サルカンで結びそれ以外はなにも付けません。
 オキアミを付けエサに使うときにくらべると、少し遅くアワセます。タイミングは2呼吸遅くしたくらいでちょうどよいでしょう。
 エサ取り対策などのために付けエサを大きく固くして付けている場合は、さらに遅くアワセます。付けエサを軟らかくしているときは少し速くしても結構ですが、基本的には遅アワセです。竿に乗ってくるまでじっくり待ってアワセを入れるようにしましょう。
 従来の練りエサより食い込みが数段良いので、冬でも予備に持って行くようにしましょう。釣れる魚の型が良いので、ぜひいちど試してみてください。
▼仕掛け
●こういうときはここをねらえ!
▼当たり潮の時
▼波止釣りで人がたくさん居る時
▼ポイントが遠く、1カ所でしか釣れない時
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