つれるエサづくり一筋、マルキユー株式会社

九ちゃんのちょい読み釣り入門 淡水の五目釣り編

「淡水の五目釣り」って、どんなの?

川や池をはじめ、身近な水辺で楽しめる淡水の五目釣り。マブナに小ゴイ、オイカワにモツゴ……といろんな魚が釣れて、誰でも手軽にできるのが魅力です。これから釣りを始めたいという方はもちろん、ファミリーや仲間と川遊びがてら楽しむにもぴったり。ここで基本を覚えて、ぜひトライしてみましょう。

水路・沼・公園の池

小型のマブナや鯉、へら鮒のほか、モツゴ、モロコ、タナゴなど小魚もよく釣れます。釣り場によっては1カ所のポイントでいろんな魚が釣れることも多く、バラエティー豊富で楽しめます。

●釣れるお魚たち

マブナ

マブナ

小ゴイ

小ゴイ

へら鮒

へら鮒

モツゴ

モツゴ

モロコ

モロコ

タナゴ

タナゴ


●釣れる場所

水路、沼、公園の池と、身近にある場所で楽しめます。草が生えていたり水が流れ込んでいるところなど、変化のあるポイントを探ってみましょう。

水路

公園の池


●必要な道具例チェックリスト

釣り道具・釣り用品


用品


※あると便利なもの

●仕掛け例


●釣りエサの使い方

釣りたい魚や、魚のサイズに合わせてエサの大きさを変えましょう。


小さい魚


大きい魚


ハリ先を輪っかに通して付けましょう。


水を加え練って使うタイプ

分包1袋をエサボウルに入れます。

袋の水量線で水100ccを量ります。

量った水を加えます。


水分がゆきわたるようかき混ぜ、待ちます。

3~5分たったら、できあがりです。

分包1袋をエサボウルに入れます。

袋の水量線で水100ccを量ります。

量った水を加えます。


水分がゆきわたるようかき混ぜ、待ちます。

3~5分たったら、できあがりです。


清流

オイカワをはじめ、どの魚も幅広い地域で姿が見られます。魚の数も多く、よく釣れるので、釣り入門にうってつけ。手軽に楽しめるターゲットです。

●釣れるお魚たち

オイカワ

オイカワ

カワムツ

カワムツ

モロコ

モロコ

モツゴ

モツゴ


●釣れる場所

郊外はもちろん、町中を流れる清流で釣りが楽しめます。身近な場所でも充分に釣れるので、後述の"はじめての「淡水の五目釣り」実釣ノウハウ 清流編"で紹介するようなポイントをはじめ、移動しながら探ると釣れる確率が上がります。


●必要な道具例チェックリスト

釣り道具・釣り用品


用品


※あると便利なもの

●仕掛け例


●釣りエサの使い方

釣りたい魚や、魚のサイズに合わせてエサの大きさを変えましょう。

ハリ先が出るように付けましょう。

ハリ先に小さく付けましょう。

ハリ先を輪っかに通して付けましょう。


チューブから絞り出して使うタイプ

チューブの出口にハリ先を添えます。

チューブからエサを絞り出します。

ハリ先に適量が付いたら、できあがりです。


狙う魚が小さいときは、小さめに付けましょう。

狙う魚が大きいときは、大きめに付けましょう。

チューブの出口にハリ先を添えます。

チューブからエサを絞り出します。

ハリ先に適量が付いたら、できあがりです。


狙う魚が小さいときは、小さめに付けましょう。

狙う魚が大きいときは、大きめに付けましょう。


カンタンな仕掛けの作り方

●のべ竿への結び方例

道糸の先を8~10cmくらいで2つに折ります。

結びます。

もう一度、結びます。


矢印の方向へ引っ張ります。

できあがり。


●板オモリの巻き方例

道糸をはさみ、折り返しの幅を整えながら丸くなるように巻きます。

●道糸と自動ハリス止めの結び方例

チチワ結びを利用します。

自動ハリス止めへ輪っかを通します。

矢印の方向へ引っ張れば、できあがり。


●自動ハリス止めとハリスの付け方例

ハリスの先に一重結びでコブを作ります。

先を通し、先とハリスをつまんで矢印の方向へ引っ張れば、できあがり。


チチワ結びを利用し、すき間に輪っかの先を入れます。

ハリスをつまんで矢印の方向へ引っ張れば、できあがり。


※釣り場はきれいに、自然を守りましょう。※釣り場の禁止事項を守りましょう。

 まずは、水路に沼、公園の池で魚の居場所を見つけることが第一歩。最初は1カ所で粘らず、魚が潜んでいそうなところに探りを入れてみましょう。魚のアタリがあったり1尾釣れたら、そこでしばらく腰を据えると釣果が伸ばせます。
 また釣りを始めるときは、離れたところから徐々に水辺に近づくことを心がけましょう。いきなり水辺で足音を立てると魚が警戒し、釣りにくくなる可能性があります。できるだけそっと近寄って、仕掛けを静かに振り込んでみましょう。

まずは、これだけそろえれば釣りを始められます。折りたたみイスは、1カ所でじっくり釣りをしたいときにあると便利です。


水路の合流点

アシの周り

流れ込み

杭の周り


周りと見比べて変化のあるところが狙い目。魚の姿を見つけたりエサに反応があるまでは、いろんな場所を探ってみましょう。

仕掛けの振り込み方

片手で竿を持ち、もう一方の手で仕掛けを持ちます。
竿を振り、振り子のように仕掛けを送り込みます。

ウキが大きく沈んだらヒットの合図。すばやく竿を上げましょう。

仕掛けの振り込み方

片手で竿を持ち、もう一方の手で仕掛けを持ちます。
竿を振り、振り子のように仕掛けを送り込みます。


ウキが大きく沈んだらヒットの合図。すばやく竿を上げましょう。


マブナがヒット。群れでいることが多いので、1尾釣れたらチャンス大です

魚の群れを見つけたらチャンス特大。驚かさないように、そっと仕掛けを振り込みましょう

小さな水路も立派なポイント。魚の着き場に当たれば立て続けに釣れることも!


仕掛けを振り込んだあとにウキが倒れてしまうときは、ウキ下の長さを調節しましょう。ゴム管とウキを下にずらしてウキ下を短くし、ウキがまっすぐ立てばOKです。

釣り場に入ったら最初はエサをどんどん打ち直して、魚を早く寄せましょう。水を加え練って使うグルテンエサの場合は、ハリ付けするときカドを付けると効果的。カドの部分が早くバラけるので、魚をよりスピーディーに寄せることができます。

 身近にある水路や沼、池で充分に遊べるこの釣り。まだ釣りをしたことがないという方も、楽しめること間違いなしです。釣り場によってはいろんな魚が顔を見せてくれるので、五目釣りを目指してみても楽しいですよ。
 今度のお休みは散歩がてら、釣り道具を片手に出かけてみてはいかが?

 清流で釣りをするときも、まずは魚探しから始めましょう。最初は1カ所だけに絞らず、いくつかポイントを探ることが釣果への近道です。条件がよければ水面近くに魚が群れていることがあるので、そんなときは迷わず狙ってみましょう。
 また、流れが当たっていたりゆるんでいるところ、草や石の周りといった障害物の周りには魚がよく着きます。
 なお岸近くに寄っていることがよくあるので、最初は水辺から少し離れたところから仕掛けを振り込んでみましょう。

道具は、これだけ用意しておけばOK。できるだけ荷物をコンパクトにまとめれば、釣り場の移動がスムーズにできます。


水路の合流点

アシの周り

流れ込み

杭の周り


周りと見比べて変化のあるところが狙い目。魚の姿を見つけたりエサに反応があるまでは、いろんな場所を探ってみましょう。


川を歩いているとき、サギやウなど鳥を見かけたらチャンス。小魚をエサにしているので、周辺を探れば釣れる可能性があります。鳥が1カ所に何羽か集まっているようなら、ぜひ探ってみましょう。

春から水温が上がると魚の活性が上がり、釣れる確率もグンとアップします

立て続けに釣れたカワムツ。10~15cmほどと小ぶりでも、小気味いい引きが楽しめます


流れの速い川で釣りをする場合、仕掛けは斜め上流に振り込みましょう。ウキが着水したらそのまま流していき、自分より下流まで流れたら回収。再び斜め上流に投入して……の繰り返しです。回収したときはエサが残っているか必ずチェックしましょう。


市販の小物釣りセットや糸付きのハリは、ハリスが長めに付いています。そのままでも使えますが、長い分だけ魚のアタリが伝わりにくいことがしばしば。そこで、あらかじめ10~15cmに切っておくことをおすすめします。短い分だけアタリがよく伝わり、ヒット率も上がりますよ。

 みなさんのお近くを流れる清流をはじめ、釣り場はそこかしこにあります。川遊びやバーベキューをしながらといった手軽なノリでもOK。オイカワにモツゴ、モロコ……といずれも群れでいるから、当たれば入れ食いが楽しめることもしばしばです。
 これまで歩いたり遊んだりしていた川で、ぜひ釣りにもトライしてみてくださいね。

ハリの使い分け

釣りたい魚に合わせてハリの種類や大きさを使い分けると、魚がより釣りやすくなります。下の写真を参考に糸付きのハリを購入し、市販の小物釣りセットに付いているハリと交換すればOKです。


エサの使い分け

水路・沼・公園の池で使うエサ

マブナや小ゴイなど口が大きめの魚をメインに狙うため、エサもそれに合わせたものを使います。水を加えるタイプのほか、ハリに通すだけで使えるものもあります。

●グルテン5

●フィッシュワゲットS


清流で使うエサ

口の小さな魚をメインに狙うので、小さめのエサを使います。チューブから絞り出してハリに付けるタイプをはじめ、そのまま付けたり通すだけで使えるものもあります。

●川小物ネリ

●ヤマベチューブハエ

●ちょい釣りのエサ

●フィッシュワゲットS


大声を出したり音を立てたりすると、魚が驚いて逃げることがあります。特に先行者がいるときは、お静かに。

釣り上げた魚を手で触るときは、魚へのダメージを小さくするため手を水で濡らしてからにしましょう。

使い終わったエサの袋や仕掛け、飲食で出たゴミなどは必ず持ち帰り、各自治体のルールを守って捨てましょう。


Copyright © 2021 MARUKYU CO., LTD. All rights reserved.