つれるエサづくり一筋、マルキユー株式会社
第7回M-1CUPグレ決勝
グレ釣りの頂点が決定!
2019年11月23日(土)、24日(日)の両日、「第7回マルキユーM-1CUP全国グレ釣り選手権大会」決勝が 愛媛県日振島にて開催されました。全国各地区予選から勝ち上がった18名とMFG枠代表6名、昨年上位のシード選手3名を加えた総勢27名の選手が、2日間にわたり激闘を繰り広げ、ついにグレ釣りの頂点が決定しました。
大会開催概要
大会名
第7回 マルキユー M-1 CUP 全国グレ釣り選手権大会 決勝
開催日
2019年 11月 23日(土)、24日(日)
開催場所
愛媛県 宇和島市日振島一帯


当日の状況
2019年11月23日(土)、24日(日)の両日、「第7回マルキユーM-1カップ全国グレ釣り選手権大会」が愛媛県宇和島市にある日振島一帯の沖磯にて開催されました。全国各地の予選から勝ち上がった18名、MFG枠代表選手6名、昨年度のシード選手3名、総勢27名が集結しました。

23日早朝に受付、抽選会をおこない対戦カードが決定しました。当日の天候は曇りで、ときおり風が吹き込む程度。若干、波けがある程度の釣りに最適の好コンディション。

1回戦の競技規定は、グレのサイズ規定なし、1ラウンドごとに9尾以内を検量し、計3ラウンドで合計27尾以内の総重量ルール。1ブロック3名での対戦。競技時間は、7:00~11:30。途中10分のインターバルを取り、1ラウンド80分×3ラウンドの試合。

1回戦では全体的に20cm程度の小型グレが多いものの食い込みが渋く、居食いされたり、アタリがあってもアワセのタイミングが合わないなど、釣り方が難しい状況でした。グレのサイズを出すのがとても難しい中、小型グレの数を確実に重ねた選手が順調に2回戦へ勝ち上がりました。

2回戦では1時間の釣り座交代で、2時間の試合時間。前後半合わせて9尾のグレの総重量で釣果を競い合いました。

2回戦では、1回戦に比べるとグレのサイズがアップ。上げ潮に替わってグレの動きがよくなったことに加えて、各選手がグレのサイズアップテクニックを存分に発揮できた様子でした。

翌日の準決勝進出を決めたのは松元優也選手(シード)、小松和伸選手(四国)、谷脇英二郎選手(関西)、中村政行選手(四国)、牧順也選手(関西)、そして惜敗率によってワイルドカードでの権利を得た北村憲一選手(シード)。中夜祭で行われた抽選会の結果、準決勝の対戦は中村政行選手(四国)VS小松和伸選手(四国)、松元優也選手(シード)VS谷脇英二郎選手(関西)、北村憲一選手(シード)VS牧順也選手(関西)の対戦となりました。

準決勝戦では1時間の釣り座交代で、2時間の試合時間。前後半合わせて9尾のグレの総重量で釣果を競い合いました。

「ビーチ2番」で行われた中村政行選手(四国)VS小松和伸選手(四国)の対戦ではグレの活性が低く、準決勝で唯一、両選手ともにグレの規定数に届きませんでした。グレのサイズで若干勝った中村政行選手(四国)が、決勝戦進出を決めました。

「明海1番」で行われた松元優也選手(シード)VS谷脇英二郎選手(関西)の対戦では、お互いがグレの規定枚数をそろえて、サイズアップ勝負の展開へ。昨年、型狙いに徹して栄冠を手にした松元優也選手(シード)でしたが、今年はサイズアップパターンに上手くアジャストできず、ここで二連覇の夢を果たせず。谷脇英二郎選手(関西)が、決勝戦進出を決めました。

「才蔵の奥奥」で行われた北村憲一選手(シード)VS牧順也選手(関西)の対戦では、早い段階から北村憲一選手(シード)が規定枚数をそろえて、グレのサイズアップにも成功しました。終盤に規定枚数をそろえた牧順也選手(関西)でしたが、グレのサイズアップを図るにも潮がなく、ここで苦杯をなめることになりました。北村憲一選手(シード)が、3年連続の決勝戦進出を決めました。

以上の準決勝の結果により、決勝戦は中村政行選手(四国)と谷脇英二郎選手(関西)、北村憲一選手(シード)の対戦が決定しました。

決勝戦の場となったのは、日振島の北側に位置する独立瀬の「19番」。グレの数がとても多い、潮通しのよい釣り場です。24人の大会参加選手に加えて大会役員、多数のプレスが見守る中、午前9時30分に決勝戦が始まりました。

決勝戦第1ラウンド
開始してすぐに中村政行選手(四国)、それに続いて谷脇英二郎選手(関西)がグレを釣りました。序盤からテンポよく、グレの数を重ねる両選手。やや遅れて北村憲一選手(シード)がグレのパターンをつかんで、やや型のよいグレを追加しました。試合開始当初に比べると潮の流れがよくなり、これからグレの活性が高まりそうな雰囲気。しかし、対岸の九州から真っ黒な雨雲が徐々に近づいているのが心配されました。雨雲が周囲を覆って小雨が降り始めたところで、釣り場は突然の雷雨に襲われました。雨だけならば大会続行可能でしたが、雷があったために「これ以上の競技続行は危険」と大会役員が判断して、第1ラウンド途中でしたが競技終了となりました。

港に戻ってからの検量の結果、中村政行選手(四国)が初優勝の栄冠に輝きました。中村政行選手(四国)は大会初出場で初優勝。大会直前まで行った日振島での練習に付き添った釣り仲間たちとともに、この喜びを分かちあっていました。

● 参加選手一覧はコチラ

● 当日の大会模様をライブ配信しました。
 配信の一部を以下でご覧になれます。その他にもYouTubeチャンネル「釣りエサ 九ちゃん」で視聴できますので、ぜひご覧ください!
 ※一部映像にお見苦しい箇所がございますが、ご了承ください。

ムービー & フォトレポート

決勝戦 結果
順位 氏名 釣果
優勝 [23]
中村 政行選手
(四国地区)
4尾
980g
※決勝の釣果 
第2位 [15]
北村 憲一選手
(シード)
2尾
880g
※決勝の釣果 
第3位 [17]
谷脇 英二郎選手
(関西地区)
3尾
605g
※決勝の釣果 
第4位 [1]
松元 優也選手
(シード)
9尾
2,300g
※準決勝の釣果
第5位 [24]
牧 順也選手
(関西地区)
9尾
2,240g
※準決勝の釣果
第6位 [10]
小松 和伸選手
(四国地区)
5尾
1,550g
※準決勝の釣果

優勝者のコメント・戦略
決勝戦では一投目でグレが釣れて、幸先のよい出足でした。そのまま3枚目まで釣ったところで、グレの食いが急に止まりました。2ヒロ半だったウキ下を1ヒロ半まで浅くして様子見すると、優勝の決め手となったグレを追加することができました。これまでの2日間でグレの反応が良かったのが、「くわせオキアミスーパーハード」と、「くわせオキアミV9」。ハリのサイズと付けエサを替えながら、グレを拾い釣りしました。
仕掛け

竿:グレ竿 1.2号-5m 
リール:スピニング2500番 道糸:1.7号 
中ハリス:2号 ウキ:G4 
ガン玉:G4、G5 ハリス:1.75号 
ハリ:グレバリ 4~6号(5号メイン)

エサ

・準決勝&決勝戦の支給配合エサ
「グレパワー沖撃スペシャル」、「グレパワーV9」各2袋
「グレパワーVSP」、「爆寄せグレ」各1袋

・準決勝&決勝戦の支給付けエサ
「くわせオキアミスーパーハード(M)」、「くわせオキアミV9(M)」各2パック
「くわせオキアミスーパーハード(L)」、「くわせオキアミV9(L)」各1パック
「特鮮むきエビ」2袋


出場選手一覧
松元 優也選手
シード昨年優勝
松元 優也選手
上田 泰大選手
シード昨年2位
上田 泰大選手
北村 憲一選手
シード昨年3位
北村 憲一選手
北原 直樹選手
東海地区
北原 直樹選手
鈴木 なぎさ選手
東海地区
鈴木 なぎさ選手
徳重 宏行選手
東海地区
徳重 宏行選手
牧 順也選手
関西地区
牧 順也選手
谷脇 英二郎選手
関西地区
谷脇 英二郎選手
星野 敬知選手
関西地区
星野 敬知選手
高畑 弘紀選手
関西地区
高畑 弘紀選手
井上 賢一選手
関西地区
井上 賢一選手
中村 政行選手
四国地区
中村 政行選手
小松 和伸選手
四国地区
小松 和伸選手
井手 昭彦選手
四国地区
井手 昭彦選手
溝邉 幸司選手
九州地区
溝邉 幸司選手
山口 博之選手
九州地区
山口 博之選手
山本 祐司選手
九州地区
山本 祐司選手
上西 康介選手
九州地区
上西 康介選手
児玉 英樹選手
九州地区
児玉 英樹選手
伊東 達雄選手
九州地区
伊東 達雄選手
伊計 亮作選手
沖縄地区
伊計 亮作選手
中世 武司選手
MFG東日本
中世 武司選手
西岡 良純選手
MFG関西
西岡 良純選手
猿屋 茂雄選手
MFG中国
猿屋 茂雄選手
渡邉 弘将選手
MFG四国
渡邉 弘将選手
薮田 義人選手
MFG九州
薮田 義人選手
上門 昇太選手
MFG沖縄
上門 昇太選手

競技方法
● 対象魚 グレ(規定サイズ無し、決勝戦25㎝)の重量にて勝者を決めます。
 ※ 一回戦は同重量の場合は「早掛け」順にて決定。各選手とも対象魚が釣れなかった場合、審判立会いの下、ジャンケンで勝者を決定します。
 ※ 二回戦も同重量の場合は「早掛け」順にて決定。各選手とも対象魚が釣れなかった場合、審判立会いの下、ジャンケンで勝者を決定します。
 ※ 準決勝戦も同重量の場合は「早掛け」順にて決定。各選手とも対象魚が釣れなかった場合、二回戦の重量で審査し、同重量の場合、一回戦の重量で審査し、同重量の場合、審判立会いの下、ジャンケンで勝者を決定します。
 ※ 決勝戦も同重量の場合は「早掛け」順にて決定。各選手とも対象魚が釣れなかった場合、準決勝戦の重量で審査し、同重量の場合、二回戦の重量で審査し、同重量の場合、一回戦の重量で審査し、同重量の場合、審判立会いの下、ジャンケンで勝者を決定します。

● 対戦方法 2~3名対戦の勝ち上がりトーナメント方式でおこないます。
 ※ 一回戦は、選手27名が、3名もしくは2名ずつの10組に分かれて対戦をおこない、各組ごとの勝者10名が次の対戦に進出となります。
 ※ 二回戦は、選手10名が、2名ずつの5組に分かれて対戦をおこない、各組ごとの勝者5名と、敗者のなかで勝者に一番近い重量(惜敗率)の選手1名にワイルドカードが与えられ、6名が次の対戦に進出となります。
 ※ 準決勝戦は、選手6名が、2名ずつの3組に分かれて対戦をおこない、各組ごとの勝者3名が次の対戦に進出となります。
 ※ 決勝戦は、選手3名で対戦をおこないます。

● 対戦時間・検量
 ※ 一回戦(3名もしくは2名1組)は、計270分。1試合80分を3試合。インターバルを10分取り、1試合毎にグレ9尾までの重量を計り、3試合の合計の重量にて勝者を決定します。(最多27尾)
   釣り座交代は沖に向かって時計回り、二度移動します。
 ※ 二回戦(2名1組)は、2時間。1時間交代。インターバルは取らず、検量はグレ9尾までの総重量で最後に行います。
 ※ 準決勝戦(2名1組)は、2時間。1時間交代。インターバルは取らず、検量はグレ9尾までの総重量で最後に行います。
 ※ 決勝戦(3名1組)は、3時間。1時間毎交代。インターバルは取らず、検量はグレ9尾までの総重量で最後に行います。
   釣り座交代は沖に向かって時計回り、二度移動します。

● 釣り方 竿とハリは各1本とし、ウキを使ったフカセ釣りに限ります。

● 使用エサ 大会中は、マルキユー製品以外のエサは一切使用できません。(配合用オキアミは除く)

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