ヘラエサパワーブック
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27大きくすればエサ持ちがアップするのは容易に理解できると思います。下ハリスに関しては、長いと落下中にそれだけ水の抵抗(魚のあおりもある)を受けやすくなります。抵抗を受ければそれだけナジミにも影響を及ぼすのです。増えれば増えるほど、ウキは大きいものを使います。エサがうまくナジませられないときは、素直にウキのサイズを大きくしましょう。 また、上バリのサイズを大きくする、下ハリスを短くするというのも、バラケエサを持たせるテクニックです。上バリを●オモリ実寸大0.25㎜厚板オモリ17㎜×12㎜〜17㎜×22㎜■浅ダナ仕掛け竿●7〜10尺ミチイト●0.8〜1号ウキ●ボディー5〜7㎝パイプトップまたはPCムクトップハリス●上0.5〜0.6号6〜8㎝、下0.4〜0.5号25〜35㎝ハリ●上6〜8号、下3〜5号●オモリ実寸大■チョーチン仕掛け竿●7〜10尺ミチイト●1〜1.2号ウキ●ボディー8〜12㎝パイプトップまたはPCムクトップハリス●上0.5〜0.6号8〜10㎝、下0.5号25〜50㎝ハリ●上7〜9号、下4〜6号0.25㎜厚板オモリ17㎜×25㎜〜17㎜×40㎜「力玉ハードⅡ」●くわせエサ活性がある時期のへら鮒のアオリにも負けないエサ持ち、適度な重さでハリスを張らせてくれる夏期限定品。どうする? バラケエサが持たないと単純にウキのナジミがでません。そしてタナまでエサが届いていないので、上層にヘら鮒が上がってしまいます。すると、糸ズレの動きばかりになってしまいます。ウキは動いているのに……と勘違いしないようにしましょう。対処としては本文で触れたようなセッティングの対応と、次頁で紹介しているエサの調整を参考にしてください。●エサが持たないときこんなときどうなる? 空振りやスレの多くは糸ズレによるもの。その一番の原因は、バラケエサがバラけ過ぎていることです。バラケエサを小さくしてみる、しっかり付けてバラケ性を抑えるなどを試します。こうすることで、へら鮒をエサに近づけます。このあとで下ハリスの長さや下バリの重さを変えてきちんとした食いアタリがでるよう調整します。また、下ハリスが長すぎる場合や下バリが軽いとハリスが張らないので食いアタリがウキにでないこともありますので覚えておきましょう。●空振りやスレ掛かりが多いときウドンセット釣り

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