31的をしぼります。底釣りはヒット率重視の釣りです。乗らないアタリを追いかけるのではなく、確実にヒットするアタリにアワせる選球眼も大事です。 底釣りはエサやタックルセッティングでのときは注意しましょう。ウキが動くからといって何でもアワせてしまっては地合を壊してしまい、いずれはアタリが減っていくでしょう。こういうときは冷静になって、早いアタリを見送って確実な底釣りらしいアタリに●オモリ実寸大どうする? 底釣りでエサが持たないとナジミ幅がでません。ナジミ幅がでない、少ないということはエサが底まで持っていないので、当然のようにアタリがでません。魚はウワズリやすくなりますし、たとえアタっても糸ズレやスレ掛かりになる確率が高くなります。エサを押し練りして持たせる、エサを大きく付ける、ハリを大きくするという対応が求められます。●エサが持たないときこんなときどうなる? エサが持ちすぎるとどうなるかといえば、アタリがでにくい、でるタイミングが遅い、開きがわるいエサなので次第にサワリが減ってしまうなどが考えられます。エサの持ちすぎの原因は、エサが開かない(粘りすぎ、締まりすぎ)、エサが大きいことが考えられます。エサが開かない場合は、使っているエサに基エサを足す、手水で軟らかくする、エサ付けを緩くするの対応があります。エサが大きい場合は小さく付ける、ハリを小さくします。いずれにしてもちょっとした対応で差がでるのが底釣りです。色々と試してみるといいでしょう。●エサが持ちすぎたとき■仕掛け図ミチイト●0.8〜1号フロロ竿●水深に合わせるハリス●0.4〜0.5号上35〜50㎝、下42〜60㎝ (ハリス段差7〜10㎝)ハリ●上下4〜6号ウキ●ボディー8〜16㎝ 細パイプトップ●水深2〜3m「絡み止めスイッチシンカー」0.8g+0.25㎜厚板オモリ8㎜×30㎜++●水深2〜3m対応幅が狭い釣り。振り込みやアタリの選び方、ちょっとしたエサの硬軟や大小など、ちょっとした対応で差がつきます。こういう部分が、底釣りがへら鮒釣りの基本といわれる所以でもあります。●水深4m前後「絡み止めスイッチシンカー」1.2g+0.25㎜厚板オモリ8㎜×30㎜●水深4m前後両ダンゴの底釣り
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