エサ落ちはトップ全体の4分の3以上が水面にでるよう設定する。「ヒゲトロ」セットの浅ダナ釣りは、両ダンゴで釣れそうでなかなか釣れないときに有効な釣り方です。ダンゴエサに興味は示している(サワリはある)が、混雑によるプレッシャーや食い気がイマイチで、ダンゴエサそのものを食わないとき、ウキの動きでいえばサワリがあるのに食いアタリがでにくいときがこの釣り方の出番です。この釣りは、バラケエサに近づいてきたへら鮒がくわせエサの「ヒゲトロ」を食う仕組み。セット釣りとはいってもある程度バラケエサに近づける意識が必要で、場合によっては食いアタリの半分近くがダンゴエサを食ってきても問題ありません。そのためには、バラケエサをタナまで持たせることが大前提となります。ウドンセットのように開くバラケで寄せるのではなく、しっかりバラケをナジませてから釣りを組み立てください。仕掛けは基本的に強い方向でセッティングしてください。釣れないときに迷いを捨てるためにもセッティングは固定しましょう。1212ハリ●上7号、下5号■仕掛け図竿●8尺(規定最短)ミチイト●(メーター規定)1号 (タナ50㎝)0.8号ウキ●パイプトップ(メーター規定)ボディー5.5㎝(タナ50㎝) ボディー4.5㎝ハリス●0.6号上8㎝、下13㎝両ダンゴで釣れそうで釣れないときが出番タックルセッティング釣り方の基本「ヒゲトロ」セットの浅ダナ釣り
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