●エサを調整する作ったエサをそのまま使うのではなく、打ち始めから押し練りを加え、しっかりエサが持つ状態でスタートしてください。目安としては、ウキのトップ先端ギリギリまでナジむぐらいのエサ持ち加減です。次第に魚が寄ってきますと、徐々にエサ持ちが悪くなります。こういうときは、さらに押し練りを加えてエサが必ず持つように調整します。●タナを浅くするタナの規定がない釣り場に限定されますが、タナを浅くすれば落下中のエサへのへら鮒のアタックが減りますのでその分エサが持つようになります。ですから、タナ規定がない釣り場でエサが持たないときは、シンプルにタナを浅くしてみましょう。●上手く釣れないときは……エサをしっかり持たせているのに思うように釣れない場合は、混雑や天候などで食い渋りの可能性もあります。こういうときは状況が渋いと判断してウドンセット(20ページ)に釣り方を変更しましょう。押し練り手の甲側を使ってエサを押してエアーを抜くのが“押し練り”。エアーを抜くことでエサがまとまりエサ持ちがよくなる。この“押し練り”を繰り返してエサが持つようにする。14
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