エサ落ちはトップ全体の3分の2以上が水面にでるよう設定する。魚の活性が高い盛期であっても何かしらの理由で食い渋ることがあります。両ダンゴや「ヒゲトロ」セットでサワリやアタリがほぼでないようなときは、ウドンセットを試してみましょう。冬に行なう一般的なウドンセットは開くエサをブレンドの軸とし、寄せることに主眼を置きますが、暖季のセットはそこまで寄せを意識しません。エサを開かすのではなく持たせる方向で釣りを組み立てます。持たせたバラケエサに近づくへら鮒をウドンで食わせる。つまり、「ヒゲトロ」セットと同じような考え方で、少しだけ距離をとった(下ハリスが長い)セッティングで寄りの悪い状況でもアタリを増やしていくのです。極端にエサが開いてしまうと、そのバラけたエサを追ってへら鮒は遠巻きになりますので注意が必要です。仕掛けは基本的に強い方向でセッティングしてください。釣れないときに迷いを捨てるためにもセッティングは固定しましょう。2020ハリ●上7号、下3号■仕掛け図竿●8尺(規定最短)ミチイト●0.8号ウキ●パイプトップ(メーター規定)ボディー5.5㎝(タナ50㎝) ボディー4.5㎝ハリス●上0.6号8㎝ 下0.5号35㎝タックルセッティング盛期の食い渋り対策釣り方の基本ウドンセットの浅ダナ釣り
元のページ ../index.html#20