hera_bait_power_book_2023sa_0518
24/36

エサ落ちはトップ全体の3分の2以上が水面にでるよう設定する。盛期とはいえ食いが渋り、両ダンゴや「ヒゲトロ」セットではアタリが少ない場面で活躍する釣り方です。基本的な釣り方は、浅ダナ釣りと同様でしっかりバラケエサをタナまで持たせ、そこから釣りを組み立てます。チョーチン釣りは決まったポイントに確実にエサを入れやすいことからへら鮒を厚く寄せることができます。さらに最大のメリットともいえる、竿の操作でアタリをだせること。持ちすぎ(ウキが沈没する)ぐらいしっかりウキをナジませ、そこから竿先を持ちあげるように竿を上げて下ろす。いわゆる縦誘いを駆使できる点です。この縦誘いは、バラケの促進、エサの落下を繰り返し演出でき、へら鮒へのアピールでアタリを誘発できます。そのためにもしっかりエサを持たせ、さらに縦誘いを数回繰り返せるほどのエサ付けを心がけてください。仕掛けは基本的に強い方向でセッティングしてください。釣れないときに迷いを捨てるためにもセッティングは固定しましょう。2424ハリ●上7号、下4号■仕掛け図竿●8尺(規定最短)ミチイト●1号ウキ●パイプトップボディー8㎝(竿の尺数と同じボディー寸)ハリス●上0.6号8㎝    下0.5号40㎝エサを持たせて縦誘いで釣るタックルセッティング釣り方の基本ウドンセットのチョーチン釣り

元のページ  ../index.html#24

このブックを見る