エサ落ちはトップ全体の3分の2以上が水面にでるよう設定する。底釣りは独特の動きが楽しめ、ある意味へら鮒釣りで一番面白い釣り方とも言えます。盛期の底釣りはしっかりエサをナジませていかないとウワズリを招いたり、ウキが動きすぎて釣りづらくなります。スタート時から3〜4目盛りしっかりナジミ幅をだし、魚が寄ってきてからもこの3〜4目盛りのナジミ幅をキープするようにします。このナジミ幅をキープするには、エサ付け圧(強さ)の強弱、エサの大きさをコントロールします。あくまでセッティングは固定したまま、エサ付けで調整してください。魚が少ない(ウキの動きが静か)ときは大きめで圧は弱め、魚が多い(ウキがよく動く)ときは小さめで圧は強くなど、1投ごとにウキの動きを見ながらのエサ付けを意識してください。一番はナジミ幅をキープすること。これだけは頭に入れておきましょう。仕掛けは基本的に強い方向でセッティングしてください。竿の長さは竿一杯(チョーチン)で底が取れる長さを選びましょう。ウキは大きめで、釣れないときに迷いを捨てるためにもセッティングは固定しましょう。2828ミチイト●1号ハリ●上下5号■仕掛け図竿●8〜12尺(竿一杯で底が取れるように)ウキ●パイプトップ(竹足)ボディー10〜14㎝(竿の尺数プラス2㎝のボディー寸)ハリス●0.6号32㎝と40㎝ナジミ幅のキープを意識しようタックルセッティング釣り方の基本両ダンゴの底釣り
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