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エサ落ちはトップ全体の3分の2以上が水面にでるよう設定する。 両ダンゴの浅ダナ釣りは、盛期のへら鮒釣りにおいて、一番数が釣れる釣り方です。テンポよくエサ打ちを繰り返すスピーディーな釣りでより多くのへら鮒を釣りあげるのが面白さです。 この釣り方において一番重要なのはエサを持たせることです。高活性時のへら鮒はエサに対して強烈にアタックしてきます。このへら鮒のアオリにエサが負けてしまっては、いくらウキが動いてもなかなか食わせることができません。「エサは持たせているよ」というかもしれませんが、実は肝心なタイミングでエサが抜けてしまっていることが多いもの。強いサワリがでて、いかにもアタりそうなところでアタらないのは、まさにその典型です。 この釣りではとにかくエサを持たせることに徹底して釣りを組み立てることが最重要になります。仕掛けは基本的に強い方向でセッティングしてください。弱いセッティングではエサを持たせることが難しくなり、釣りそのものが組み立てられません。特にウキは大きめのものを選びましょう。44ハリ●上下6号■仕掛け図竿●8尺(規定最短)ミチイト●(メーター規定)1号      (タナ50㎝)0.8号ウキ●パイプトップ(メーター規定)ボディー6.5㎝(タナ50㎝) ボディー5.5㎝ハリス●0.6号(メーター規定)30〜40㎝(タナ50㎝) 20〜30㎝盛期に数を釣る定番釣法タックルセッティング釣り方の基本両ダンゴの浅ダナ釣り

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