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エサ落ちはトップ全体の約4分の3が水面にでるよう設定する。 両ダンゴのチョーチン釣りは、豪快なアタリと深場からへら鮒を引き抜くダイナミックさが面白い、盛期ならではの釣り方です。 この釣り方において一番重要なのは、浅ダナ同様エサを持たせることです。浅ダナより狙うタナが深い分、よりしっかりとエサを持たせなければなりません。タナまで確実にエサを持たせることがへら鮒を厚く寄せることにつながり、それこそ時合ができれば毎回のように強いアタリで釣れ続きます。そのためにもエサを持たせることを強く意識してください。 またオモリを十分に背負う大きなウキを使うことも重要なポイントです。へら鮒の活性が高くなる時季に小さいウキではエサを確実にタナまで届けることができません。エサがタナまで届かなければ釣りになりませんので、大きいウキを使うことが大前提です。仕掛けは基本的に強い方向でセッティングしてください。弱いセッティングではエサを持たせることが難しくなり、釣りそのものが組み立てられません。特にウキは大きめのものを選びましょう。88ハリ●上下7号■仕掛け図竿●8尺(規定最短)ミチイト●1.2号ウキ●パイプトップボディー10㎝(竿の尺数プラス2㎝が目安) ハリス●0.6号40㎝と50㎝ダイナミックな釣りが楽しめるタックルセッティング釣り方の基本両ダンゴのチョーチン釣り

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