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さて問題。オカッパリでのカサゴ釣りといえば、どの釣り方がメジャーでしょう。
1.足元にある岩の間を狙う
2.消波ブロックのすき間を探る
3.堤防の際をみっちり狙う。
正解は…全部!
何が言いたいかといえば、どの釣り方もとっても楽しく一般的。ただその分けっこう魚が釣られていて、そう簡単にキャッチできないケースもあるということです。
そんな身近にいながら意外に手強いカサゴを、もっとたくさん釣るための方法が今回のテーマである“投げカサゴ”。名前のとおり、仕掛けを沖目に投げて釣るだけなので「全然ビックリしませんけど」とツッコミたくなるかもしれませんが、ちょっとお待ちを。この釣り一番の魅力は、パラダイス的ポイントをダイレクトに探れ、数もサイズも期待できることなんです!
ならばというわけで、うまい話にロックオンされた男子2人がこの釣りを実践してきました。
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入釣したのは、どこにでもありそうなゴロタ場。波打ち際にもおいしそうなポイントが点在する場所ですが、その誘惑に耐えて今回は沖を狙います。
この釣りで大切なのは仕掛けとエサ。ハードな岩場や藻場を攻めるがゆえに根掛かりは避けられません。そこで登場するのがオリジナルの胴突き仕掛け。この仕掛け、自動ハリス止めとガン玉を使うのがポイントです。根掛かりは基本的にハリかオモリが引っかかるので、ハリが引っかかって切れたら自動ハリス止めでワンタッチ交換。オモリが引っかかってなくなったら、再びガン玉をかませば良いわけです。根掛かりは付きものなので、ストレスなく釣りに復帰できる、これって結構重要なんですよね。
そしてエサは、人工エサの「パワーイソメ」。虫エサなどでも充分釣れますが、力強く投げるときに身切れしやすいうえに、エサ取りの猛攻にも遭いやすくなります。その点「パワーイソメ」なら、身切れしにくくエサ取りも回避しやすく、しっかりカサゴも釣れるので、釣り自体がとってもスムーズになるわけです。
以上のような仕掛けを使い、リフト&フォールを中心に探っていったところ、狙い通りに沖でのアタリが頻発し、次から次へと連続キャッチ。小型が交じりながらも20 オーバーも飛び出し、25 を超える本命までゲット。しかも、驚くことに釣れた魚は100%カサゴ!穴釣りではソイ類などが交じることも多いだけに、この確率はおそるべし。これらの詳しい模様は写真をご参照あれ。
穴釣りやヘチ釣りで狙ってはいるけど、なかなかカサゴに出会えないとお悩みの方。物は試しで“投げカサゴ”スタイルでゴロタ場などの沖を狙ってみては。あなただけのパラダイスが広がっているかもしれませんよ。 |
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虫エサなどの場合、遠投するときにハリから外れる心配がありますが、「パワーイソメ」ならその心配はナシ。だから、ためらわずに思いっきり投げられます。やっぱり投げる釣りだと飛ばせる方が有利ですからね。あと、決して足場がいいとは言えないゴロタ場では、バッグに入れておけばエサを取りにいく労力がいらない点も大きな魅力だと思います。 by石井さん |
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